中央執行委員長挨拶
スズキ販売労働組合は、直営代理店で働く仲間が集まり、「組合員とその家族の幸せづくり」を目的に2006年に結成し、現在約9,700名の組合員で取り組みを進めています。
私たちを取り巻く環境は、少子高齢化に伴う社会的な人口構造の変化や、スマートフォンなど携帯端末の普及による若者の車離れなど、日本国内の自動車販売に対する環境下も、スズキ販売労働組合結成以来、著しく変化しています。さらに近年の自動車産業は、カーボンニュートラルやデジタルトランスフォーメーションへの対応、電動化による自動車構造自体の変化など、私たちの働く環境下でも急速な変化を求められています。
私たちスズキ販売労働組合は、変化の大きな環境下において全支部・全組合員が一丸となって、これまで幾多の難局を乗り越え、現在まで歩んできました。今後も更に厳しさを増す環境下を乗り越えていくためには、組合員の高い意欲と活力を持って働く源泉となる「安心・安定した生活」と「労働条件の向上」は欠かすことが出来ません。そのためには、組合員との対話を通じたコミュニケーションと支部活動の更なる充実が必要になってきます。
これからもスズキ販売労働組合は、労働組合活動の原点である「現場の声」を大切に、働く仲間の「雇用の確保」「生活の安定」「労働条件の維持・向上」を図り、「安心して生活できる環境づくり」「魅力ある会社づくり」に本部・支部一体となって取り組んでまいります。
引き続き、組合員皆さまのご理解・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。
スズキ販売労働組合 中央執行委員長 野呂 隆史