【ブログ】自賠責保険のはなし
2018年 10月5日
自動車やバイクを所有すると必ず必要になる自賠責保険。この自賠責保険の中身について触れたいと思います。
皆さんが支払っている自賠責保険のお金は積み立てられ、交通事故により死亡または後遺障害を負ったときに被害者に支払われます。
この自賠責保険のお金が平成6~7年に10,710億円も国の一般会計予算に貸し出され、未だ6,159億円も返済が滞っているのをご存じでしょうか。
この自賠責保険制度は、税金は一切投入しない構成員の支え合い制度です。被害者への保障の他、療養施設の設置や事故防止の活動に使用され、
とても多額のお金がかかります。それを一般会計化し国の予算として被害者と無関係の所で使用されているこの理不尽さは、なんとも言えません。
一刻も早く、返済される事を期待します。
皆さんも何気なく自賠責保険の取扱いをしていると思います。
このような事実がある事を頭の隅に置いておく事で、保険の重要性や交通事故防止の意識が更に高まってくると思います。
事故を起こさない事が一番ですけどね。
PS 自身も制度や一般会計化は組合役員になるまで知りませんでした。
編集者 論よりツモ