ワーク・ライフ・バランスに向けて
2018年 11月16日
以前36(サブロク)協定について書きましたが、一日の労働時間がなぜ8時間なのかご存知ですか?
産業革命により、内燃機関が発達し大量生産がされるようになると、多数の労働者が発生します。
当時の労働者は使用者に虐げられ、一日12~14時間労働させられるなど、過酷な環境下で働いていました。
そこで労働者が一丸となったゼネラルストライキを起こし、8時間労働制を勝ち取ったのが始まりです。
一日のうち、「8時間は労働、8時間は休憩(睡眠)、8時間は自分の時間」という労働者の主張が認められ、
先人たちの努力のおかげで現在の法定労働時間があるわけです。
さて、人口減少社会を迎えつつある現在、どの会社も人材不足と言われています。
人材不足の中で現在の業務量をこなすには「①生産性を上げる」か「②人を増やす」か「③業務量を減らす」しかありません。
さあ、皆さんならどんな選択をしますか?
スズキ販売労働組合では、10年先、20年先をみて①も②も③も選択したいと思っています。
皆さんが8時間の自由な時間と休憩時間を確保するために、今出来ることをしっかり行動した上で、時代に合った選択をしていきます。
編集者 論よりツモ