マニアな話
2019年 2月15日
私は乗り物好きです。車はもちろん、電車、飛行機、船etc・・・
今日はちょっとマニアな話です。
電車はなぜ曲がるのだろう。簡単に言うとレールが曲がっているから曲がるのですが、実はその奥に隠された秘密があるのをご存知ですか?
鉄道の車輪は内側にフランジと呼ばれる脱輪防止のガイドが付いています。これは皆さんも知っている事だと思いますが、
車輪は外側から内側(フランジ)に向かって傾斜が付いています。直線を走行中は傾斜の真ん中とレールが接触しますが、
カーブに差し掛かると遠心力によって、カーブの外側に押し出されます。その際車輪に傾斜が有ることにより内輪差が生じます。
だからカーブを曲がることが出来るわけです。当然摩擦も有るのでしょうけど・・・
車は作動制限装置(デファレンシャル)がついて内輪差を吸収していますが、この機構がないとカーブで曲がるのは抵抗が大きすぎて
タイヤの摩耗や部品の破損などに繋がるわけです。鉄道のように車輪の大きさを変える事が出来ませんからね。
好きこそものの上手なれではありませんが、物事深く興味を持てば、面白い事も沢山ありますね。
※イメージ図 右カーブの場合
編集者 論よりツモ